都城大弓とは
About miyakonojo-dai-kyu
経済産業大臣指定伝統的工芸品
宮崎県指定伝統的工芸品
「都城大弓」
質実剛健にして実践性に優れた薩摩弓の流れを汲む都城大弓は、時代の変遷とともに、竹弓ならではの美しい曲線美と、日本の伝統工芸として次代へ継承すべき価値が改めて評価されてまいりました。競技用弓でありながら、その技術と文化的意義が認められ、平成6年に国の伝統的工芸品に指定されています。また、これに先立ち昭和59年には宮崎県の伝統的工芸品にも指定されております。初代宗吉がこの地に礎を築いて100年以上、高芳、博志、慶太郎と四代にわたり、技と志を受け継いでまいりました。その確かな技術と経験により生み出される弓は、現在では国内外の弓道家の皆様にご愛顧を賜っております。弓道文化を支える一端として、これからも伝統と技を守り続けてまいります。
弓の種類
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竹弓(黄櫨芯材)
竹弓に最も適した素材と言われる黄櫨の芯材を、 真竹で挟み打ち上げた竹弓です。 カーボン弓やグラス弓に比べ反動が少なく、 柔らかな引き心地が特徴です。 内竹には、煤竹または、煤竹を使用しています。
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竹弓(楓芯材カーボン内蔵)
竹弓の良さを生かしながら、扱いやすく、 型崩れの少ない、矢勢の良い弓を実現したカーボン内臓弓です。 カーボン内臓竹弓は、楓芯材の間にカーボンを挟み込む方法で、 カーボン繊維を補強材にするものです。 芯材に楓を使用しており、美しい木目が特徴です。

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鰾弓(黃檻芯材)
鰾(鹿の皮から生成した接着剤)を使用し打ち上げた竹弓です。 現在の合成接着剤を使用した竹弓と比較しても 柔軟性(柔らかい弓の引き心地)があり、 現代に於いても、竹弓の神髄として使用されている竹弓です。
品質について

伝統証紙(伝産シール)
伝統証紙は、伝統的工芸品産業の振興に関する法 律(昭和49年法律第57号)に基づいて経済産業 大臣が指定した指定伝統的工芸品(=伝統的な原 材料を使用し、機械により大量生産されるものでは なく、職人の手づくりにより100年以上前から今日ま で続く伝統的な技術、技法を駆使して製作され、 産地検査に合格したもの。)のみに使用が許可され た証紙です。
(詳細:一般財団法人的工芸品振協会)
※認められた弓「都城大弓」
「都城大弓」は平成6年4月に国の伝統的工芸品の指定を受けています。
現在、4人の弓師(小倉紫峯、楠見蔵吉、南崎寿宝、横山黎明)が、国の伝統工芸士として活躍しています。